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🔰ソロキャンパーのキャンプギアレビューブログ

【シングルバーナー】軽量&コンパクトで風防要らずの耐風性を備えたバーナー SOTO マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター『SOD-310』を紹介

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キャンプでお湯を沸かしたりメスティンで炊飯をする時に持っていると非常に便利なシングルバーナー。

 

ガス缶に直接繋げる一体型のシングルバーナーは軽量コンパクトな物が多く、クッカー等にスタッキングも出来るので積載量を少しでも減らしたいキャンパーにはうってつけのギアとなっています。

 

今回は一体型のシングルバーナー中でも耐風性に優れた人気バーナー、SOTO マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター『SOD-310』を紹介します。

 

今回のアイテムはこんな人にオススメ

・湯沸かしや炊飯などをバーナーで簡単に済ませたいキャンパー

・風や寒さが厳しいキャンプ場でも安定して使えるバーナーが欲しいキャンパー 

『SOD-310』のセット内容

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『SOD-310』本体

トライフレックス SOD-461(3本ゴトク)

専用収納ケース

 

内容品は『SOD-310』本体、取り外し可能な3本ゴトクとSOTOのロゴがデザインされた専用の収納袋がセットになっています。

 

スペック&特徴

実際のスペックやサイズ感

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スペック

本体サイズ:約90×117×100㎜

収納サイズ:約47×51×88㎜

重量:約60g(ゴトク装着時は約67g)

 

ゴトクが取り外し可能な為収納時のサイズは非常に小さく、クッカーはもちろんのこと1合炊のダイソーメスティン等にもスタッキング出来るコンパクトサイズのバーナーとなっています。

 

また、重量もゴトクを付けた状態でも70g以下なので非常に軽く収納場所もほとんど気にせず持ち運べるのでツーリングや登山といった場面でも使えます。

 

見た目や各部の特徴など

次に『SOD-310』の見た目や特徴などを紹介していきます。

 

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 本体のバーナーヘッドは上部に横風が入りにくいすり鉢状となっていて、風が強い環境でも安定して燃焼することが出来ます。

 

一般的なストーブやバーナーでは風除けの為風防を使用する事が多いですが、この『SOD-310』は風防を使用しなくても短時間でお湯を沸かせるのでコーヒーやカップ麺などを作りたい時には非常に重宝します。

 

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また、このシングルバーナーは常に安定したガス量をバーナーへ供給できるマイクロレギュレーター式で外気温が低い冬のキャンプでも安定して使うことが出来るので、春~冬の季節を問わずに使えるギアとなっています。

 

実際に使用して感じたメリット&デメリット

風を気にせず湯沸かしや調理が出来る

『SOD-310』は一般的な拡散型のバーナーと比べ、ヘッド部分がすり鉢状で炎が真っ直ぐ上がる直噴型のバーナーの為風の影響を受けにくいのが特徴です。

 

実際に冬のキャンプや多少の風が吹いているキャンプ場でも使用しましたが、寒さや風をほとんど気にせずに湯沸かしすることが出来ました。

 

火力もそこそこある為、他のバーナーと比べても比較的早くお湯が沸かせるのもポイントです。

 

コンパクトでクッカーの中にもOD缶ごと入れられる

ゴトクが取り外し出来るという事もあり900mlのクッカーであれば本体と250サイズのOD缶をまとめてスタッキング出来たので、荷物の容量を少しでも減らしたいキャンパーにはオススメなバーナーとなっています。

 

別売りの専用ゴトクを組み合わせることで安定感アップ

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『SOD-310』は標準で3本ゴトクが付属していますが、別売りの4本ゴトクを組み合わせることでさらに使い勝手が向上します。

 

3本ゴトクと比べて安定性が上がったり、大きいクッカーを使いやすくなるので予算に余裕があれば最初に4本ゴトクがセットになったものを入手するのがオススメです。

 

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また、4本ゴトクはコンパクトに収納出来るようにゴトクが折り畳み式で写真のように本体にセットすることが可能なので、収納サイズもほとんど変わらない点もメリットとなっています。

付属品の3本ゴトクがやや安定性に欠ける

『SOD-310』本体の耐寒・耐風性能は非常に優れていますが、付属している3本ゴトクのサイズが小さい為、やや使いにくく感じました。

 

250サイズのOD缶にセットするとどうしても本体の高さが出てしまうため、クッカーを乗せた際の安定性を求めるならやはり4本ゴトクを使用した方が良いと思います。

 

拡散型のバーナーに比べると調理面で劣る

直噴型のバーナーである『SOD-310』は真上に炎が上がる為、お湯やラーメンなどを作る際には適していますが、炎が広がる範囲が狭いので直径の大きいクッカーやフライパンなどで調理をする場合は拡散型のバーナーの方が向いています。

 

お湯を沸かしたり麺を茹でたりといった簡単な調理には使いやすいですが、炒め物など全体にムラなく火力を伝えたい調理にはやや不向きに感じました。

 

まとめ

今回はSOTO マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター『SOD-310』を紹介しました。

 

シングルバーナーは調理用としてはもちろん、フェザースティックや薪の着火などにも使える便利なギアなのでキャンプに行く際は用意しておきたいギアの1つです。

 

『SOD-310』は燃料のOD缶がCB缶と比べてやや入手しにくいのがデメリットですが、火力や収納性は非常に優れているのでキャンプや登山など、様々な環境で使えるシングルバーナーが欲しい方にはオススメなアイテムとなっています。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。