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🔰ソロキャンパーのキャンプギアレビューブログ

【二次燃焼ストーブ】煙突効果&二次燃焼による高い燃焼効率で煙の少ない焚き火が楽しめるCAPTAIN STAG『ファイアブースト ストーブ』を紹介

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キャンプで焚き火をする際にデメリットとしてよく挙げられる煙臭。
 
楽しいキャンプの後、気づいたら「服から煙の臭いがする・・」という事もあり、焚き火に抵抗のあるキャンパーさんも少なからずいると思います。
 
しかし、そんなイヤな煙も二次燃焼という現象で煙ごと燃やしてくれるギアを使えば衣服の臭いを気にせずに焚き火をすることが出来ます。
 
今回はそんな二次燃焼で煙の少ない焚き火が楽しめるウッドストーブ『ファイアブースト ストーブ』を紹介します。
 
今回のアイテムはこんな人にオススメ

・薪を沢山入れて迫力のある焚き火を楽しみたい焚き火好きキャンパー

・焚き火の煙による衣服の臭いトラブルを解決したいキャンパー

 『ファイアブースト ストーブ』のセット内容

 

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『ファイアブースト ストーブ』本体

炭受け

目皿

バーベキュー網

ゴトク

収納バッグ

 

内容品は『ファイアブースト ストーブ』と本体にセットする炭受け&目皿、湯沸かしや調理で使えるゴトク&バーベキュー網に加えてそれらをまとめて収納可能な専用のバッグが付属しています。

 

スペック&特徴

実際のスペックやサイズ感

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スペック

本体サイズ:約250×220×280mm

収納サイズ:約370×380×80mm

網サイズ:約240×160mm

重量:約2.3㎏ 

ソロ~少人数のキャンプで丁度いいサイズのストーブで重量こそあるものの、収納時は比較的コンパクトに折り畳むことが出来ます。

 

展開時の大きさも以前紹介した『アルミロールテーブル』に余裕を持って乗せられるほどですが、コンパクトサイズの焚き火台と比べると使える薪のサイズや量が多くなっています。

 

見た目や各部の特徴など

次に『ファイアブースト ストーブ』の見た目や特徴などを紹介していきます。 

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ストーブ本体は錆びにくいステンレス製で収納時には炭受けをセットしたまま折り畳める構造となっており、展開時の半分以下の厚さまでコンパクトにすることが出来ます。

 

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二次燃焼ストーブということで本体上部には一時燃焼で燃え残ったガスに二次空気を送る為の二次排気口、下部には二次空気を取り込む為の二次吸気口がそれぞれ空いています。

 

この吸気口から排気口に流れた二次空気と一次燃焼時に燃え残ったガスが合流することで二次燃焼が発生し、燃焼時の煙が出にくくなっています。

 

ただし、薪を中央にまとめすぎると二次燃焼が発生しにくくなってしまうので薪を追加する際は燃焼時の炎が排気口に当たるように端に配置しましょう。 

 

実際に使用して感じたメリット&デメリット

二次燃焼によって煙&燃え残りが少ない焚き火が楽しめる

二次燃焼の焚き火台やストーブはその燃焼効率の高さから、薪を燃やしたときに発生する煙が出にくいというメリットがあります。

 

実際に使用した際も二次燃焼が始まってからはほとんど煙が発生せずに薪が燃えていたので、キャンプが終わった後も衣服から煙臭がすることはありませんでした。

 

煙突効果による燃焼効率もあってか薪の燃え残りが全くなく、小さくなった灰の処理も非常にやりやすかったです。

 

20㎝程度の薪なら横向きでそのまま入れられる

コンパクトサイズの焚き火台では薪をかなり細かくする必要がありますが、『ファイアブースト ストーブ』は投入口が約25㎝程あるので20㎝程度の薪であればそのまま本体にセットすることが出来ます。

 

慣れないうちは薪を割るだけでも結構筋肉痛になったりするので、買った薪をそのまま入れられるというのはかなり嬉しいポイントです。

 

薪を沢山セット出来るので燃焼時間が長い

 『ファイアブースト ストーブ』は一度に入れられる薪の量が多く、着火前に薪を積み上げておけば30分以上は薪を補充することなく燃焼してくれます。

 

薪を補充する手間も省けるのでのんびり焚き火を眺めていたい方や、調理をじっくり楽しみたい方にもオススメなアイテムです。

 

付属のゴトクやバーベキュー網で調理面もバッチリ

本体の付属品としてポットやフライパンを置けるゴトクと焼肉を出来るバーベキュー網が入っていて、デフォルトの状態で色々な調理が楽しめるようになっています。

 

公式で販売されているオプションパーツを買わなくても焼肉やメスティンでの炊飯等は問題なく出来るので調理面での使い勝手も良くなっています。

 

もちろん公式のグリルプレートやダッチオーブンなどを組み合わせれば調理の幅も広がるので、調理が好きなキャンパーの方はチェックしてみてください。

 

着火直後は多少煙が出る

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二次燃焼&煙突効果によって煙が出にくい『ファイアブースト ストーブ』ですが、二次排気口から空気が出て二次燃焼が発生するまでの間は多少煙が発生してしまいます。

 

着火してから数分すれば本格的に二次燃焼が始まる為、煙は出なくなってきますが最初から発生しないというわけではないので注意が必要です。

 

まとめ

今回はCAPTAIN STAG『ファイアブースト ストーブ』を紹介しました。

 

最近では様々なメーカーから二次燃焼の焚き火台やストーブが登場していますが、このウッドストーブは付属品も多く、比較的扱いやすいサイズ感となっています。

 

付属している専用バッグには『ファイアブースト ストーブ』のセット品が一通り入るうえに、焚き火グローブやトング、下に置くプレートなどもまとめて入れられるので焚き火セットをまとめるバッグとしてかなり重宝しています。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。